世界トップ3が揃って4強、 バド世界一激しいタイトル争い
2018年11月30日
◇バドミントン全日本総合選手権第4日(2018年11月30日 駒沢体育館)世界一熾烈なタイトル争いだ。女子ダブルスで世界ランク1位の福島由紀・広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)、同2位で16年リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華・松友美佐紀組(日本ユニシス)、同3位で今年の世界選手権を制した永原和可那・松本麻佑組(北都銀行)が、揃って12月1日の準決勝に駒を進めた。福島・広田組は準々決勝で志田・松山組(再春館製薬所)をフルゲームで下した。「意地もあるし、負けたくない気持ちも強かった」と広田。"フクヒロ"は準決勝で"ナガマツ"と激突する。同カードだった世界選手権の決勝は"ナガマツ"が勝利。永原は「世界選手権で勝っているけど、もう1回チャレンジする気持ちでやりたい」と闘志を高めた。リオ女王の"タカマツ"は、準決勝で世界10位の桜本・高畑組(ヨネックス)と対戦。高橋が「いいところを出せるように」と言えば、松友も「自分たちのプレーができるようにしたい」と気合を入れる。"フクヒロ"は連覇、"ナガマツ"は初優勝、"タカマツ"は2年ぶり6度目の優勝が懸かる今大会。日本の頂は、そのまま世界の頂となる。